子どもの夜なき・疳の虫とは?整腸剤が効果的?
子どもは泣くものです。
しかも昼夜関係なしに泣きますので、特に夜中の大泣きには困ることが多いと思います。
子どもの夜なきに対して、油揚げを持って、お稲荷さんに参拝する文化もあります。
子どもの夜なきは「疳の虫」が原因であり、虫下しを飲ませていた時代もありました。
東洋医学的には「抑肝散」「小建中湯」「加味帰脾湯」「柴胡加竜骨牡蛎湯」などを飲ませることが多いかと思います。
子どもの夜なきの原因ははっきりとはわかってはいないのですが、睡眠環境や生活リズムなどの関連は指摘されています。
最近になり、スエーデンから興味深い報告が出されています。
夜なきの原因として、腹痛が突然起こる「乳児疝痛」との関連が大きと指摘しています。
乳幼児は腸内細菌のバランスがまだ発達しておらず、そのため「乳児疝痛」が起きやすいそうです。
そのため乳酸菌バランスを整えると子どもの夜なきの回数が減ると結論付けています。
子どもの夜なきの治療薬として、乳酸菌製剤が効果あるかもしれません。